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住宅ローン審査のポイント6【物件評価】


仲介手数料無料口コミサイト管理人です。

 

住宅ローンの中でもかなり重要な要素であるのが、この物件評価額です。

住宅ローンは物件を担保にとる(万が一、ローンが返できなくなった時に物件を売りに出し、その売買代金から銀行が優先的に返済を受けることができる)ため、必然的にその物件を売却した際に実際どれぐらいの価格で売却できるかを評価します。

では評価方法を見てみましょう!

基本的な評価方法としては、路線価による簡易評価によりおおよその土地の価格を知ることができます。

では、土地の評価から見ていきましょう!

まず、ネットで 路線価 と検索してみてください。

すると国税庁のHPでサイトが出てきます。

 

あとは最新年度→都道府県を選択→路線価図を選択すると細かい住所地名が出てきますので、購入する物件の場所を探してみてください。

すると、物件の目の前の道路に145Dといった〇〇〇+アルファベットの表記があるかと思います。

この数字は1㎡あたりの単価が記されており、単位は千円となります。(今回アルファベットは特に気にする必要はありません。)

また、購入物件の土地の面積は物件のチラシや登記簿謄本で調べてみてください。

例)土地面積100㎡、建物面積1階 40㎡、2階 40㎡の物件の場合

路線価図の表記が145Dであれば、145,000円×100㎡=14,500,000円となり、おおよその土地の価格を知ることができます。

では続いて建物の評価を見てみましょう!

建物については各金融機関によって独自の評価方法があるため、一概にこれというものはありませんが、新築の場合は延床面積(1階、2階部分等の面積すべてを足す)1㎡あたり170,000円程度で計算してみると良いかと思います。

170,000円×(1階40㎡+2階40㎡)=13,600,000円となります。

よって、例に挙げた物件の評価額は14,500,000円+13,600,000円=28,100,000円となります。

では、この数字は何と比較すれば良いのか。

その答えは、ズバリ 借入金額 です。

この物件を購入するために25,000,000円の住宅ローンを借り入れたとしましょう。

すると、物件評価額28,100,000円>借入金額25,000,000円

となり借入金額を上回ることが分かります。

よって、万が一債務者がローンを返済できなくなった際に、物件を売却すればローンを全額回収できるため、住宅ローン融資にあたっての銀行側のリスクは少ないと判断できます。

これを業界用語では、保全が利いている、という風に呼びます。

住宅ローンに関してこの、物件の評価額はかなり重要な要素であるため、物件購入の前には是非一度物件の評価をしてみてはどうでしょうか。

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