五輪後の東京の不動産価格は急落するのか問題
仲介手数料無料口コミサイト管理人です。
ただし、イギリスだけは傾向が異なります。2012年のロンドンオリンピック開催前は成長率の伸びがそれほどではありません。他国のようにオリンピック関連投資で伸ばすことができなかったと考えられる反面、当時すでに成熟した先進国であったイギリスではオリンピックのためだけの特別な投資がそれほど必要なかったという見方もできるでしょう。
また、開催後の反動減も見られず、1年後の成長率は2.05%、2年後には3.05%と伸びています。オリンピックは世界の人々が集うスポーツの祭典ですが、大きな注目が集まる中で、開催国が誇るビジネスを紹介・宣伝したり、海外の企業を誘致したり、外国人労働者を集めたりする機会も生むわけです。そうした影響がイギリス経済を好転させたと考えられます。
イギリスは現在、欧州連合(EU)離脱問題を抱えてはいますが、ロンドンオリンピック以降、外国人労働者が堅調に増えています。