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レオパレス問題 施工不良


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レオパレス社のプレリリース記事によると、外壁や断熱材、天井部分の施工で不備が見つかり、現在その施工不備棟数は1324棟にも上るという。調査の結果、この棟数はさらに増える可能性もある。

レオパレスが公表しているとおりだとして、建物の施工不良が1996年から始まったとするとその建物は建築され貸し出されてから既に20年以上経過していることになる。

一般的に建築の施工不良はなかなか発見できない。建物が完成してしまえば、構造内部は内装や外装で覆われてしまうため、その建物を利用する人間に「実害」が及ばなければ施工不良が発見されることは困難なのである。

しかし、日常生活の暑さ・寒さに関わる「断熱性能」や上下左右の部屋から聞こえる音に関わる「遮音性能」についての施工不良は住人にとっての「実害」と言えるだろう。この実害が公になるまで、なぜ「20年以上」も時間がかかったのだろうか?

レオパレス側は施工不備の発生原因として「図面と施工マニュアルの整合性の不備」と「社内検査体制の不備」があったと主張しているが、施工不良の部位が特定の箇所(界壁、外壁等)に多いことやその施工不良内容が多くの建物で類似していることから、一連の施工は組織的に行われたと疑わざるを得ない。

 

 

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