不動産価値の9割は「立地」で決まる
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トップで「渋谷区松濤」とか「京都下鴨」など、地名を大々的にうたっていれば、「このマンションのいちばんのウリは立地です」と言っている。単純に、「駅徒歩3分」とか「1分」を大々的に打ち出しているトップページも多い。なんと言っても、「不動産は場所が9割」なのだから、そういう打ち出し方は、むしろ王道と言っていい。
なんの関係もないタレントやキャラクターが前面に出ていれば、要注意。何かをごまかさなければいけないマンションである場合が多い。そもそも、スペックの優れたマンションは広告に頼らずとも売れる。じつのところ、広告がほとんど出ないのに完売しているマンションもそれなりにある。
オフィシャルページを眺めていて、「なんだこれは」という印象を受けるマンションは、選択肢から外してもいい。「自分と合わない」と感じたなら、そのマンション自体と感性がずれていることが十分考えられるからだ。
自由主義経済の下では、モノの価格は需要と供給の関係で決まる。これは不動産といえども同じ。マンションの価格にしてもそうだ。新築マンションの場合は、まず売り主側が販売価格を設定する。その価格で売れればいいが、売れなければどうなるのか?