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金利の動向はどうやってつかむ?


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一般的に、長期固定金利型ローン金利は、国が資金を集めるために発行する10年物国債の利回りに影響を受けます。国債の中で最も流通量が多く、毎月発行されている10年物国債は長期金利の指標とされているのです。

長期金利が変動する原因にはさまざまな要因があるのですが、一般的には、景気がよくなると上昇し、景気が悪化すると下がると言われています。2016年3~11月に関しては、日銀によって導入されたマイナス金利の影響で、10年物国債の金利はマイナス圏に突入しました(その後プラスに転じたものの、2018年12月以降再びマイナスを記録しています。)10年物国債の利回りは、新聞の経済面に毎日掲載されています。全期間固定型や固定期間の長い住宅ローンの利用を考えている人は、ここをチェックする習慣を持ちましょう。

 

それに対して、短期金利の指標となるのが、短期プライムレートです。短期プライムレートは、銀行が信用力の高い一流企業に1年以内の短期間お金を貸し出すとき優遇金利の事です。短期プライムレートは日銀のホームページで確認できます。

変動金利型や固定期間の短い固定期間選択型のローンは、短期プライムレートの影響を受けます。

金利の動向を予定することはプロでも難しいものです。しかし、こうした傾向を意識しながら新聞やニュースを見る習慣をもてば、自分なりの方針を立てることが出来るでしょう。

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