新築のメリットは、なんと言っても新しいこと。なんでも新品は気持ちがよいものですが、できたての、まだ誰も住んでいない住まいは、やはりとても快適です。また、設備や部材などが新しいので、より便利で暮らしやすいというのも、新築の強みと言えます。
一方、中古のメリットとして一番に挙げられるのは、価格が安いことでしょう。特別な人気物件を除いて、中古の住まいは新築よりかなり安くなります。 ただ、中古のメリットはそれだけではありません。「現物を見て買える」というのもチェックしておきたい特長です。新築の場合、マンションでは別の場所にモデルルームが造作され、それを見て契約を決めるというのが一般的です。一戸建てでも、新築中の場合は図面やパースなどをもとに、契約することになります。最近では、よりイメージしやすいようパースを3Dで見せるなど、さまざまな工夫が導入されていますが、中古の場合には、確実に現物を確認することができる上、そこで暮らす人の様子なども見ることができます。
新築住宅と中古住宅を選ぶときの基準や考え方