まずは立地について。用途地域による高さ制限や、地価の関係で、マンションは都心や駅前に近い便利な立地に建つことが多いです。さらに、土地代を区分所有者(住戸数)で共同負担するため、一戸建てに比べて低予算で都心へのアクセスがよい物件を購入できる、という利点があります。一方、一戸建ては、一棟につき土地代と建物代が丸々必要なので、地価が低い郊外に建てられるケースが多めです。そのため、自然豊かな場所や静かな住環境でゆったり暮らせるというメリットがあります。
次に快適性と安全性。豪華なエントランスやセキュリティーシステムなど、設備面ではマンションに一日の長あり、と感じる人が多いようです。特にセキュリティー面では、エントランスのテレビモニター付きインターホンや、防犯カメラが設置されている物件、管理人や警備員が常駐しているものなどもあります。「ドアをロックするだけで出かけられる」というのは、マンションならではの利点でしょう。 これに対して一戸建てには、「生活音が気にならない」「プライバシーが保ちやすい」という特長があります。窓が多く設けられるので、風通しがよいのも利点でしょう。また、庭付きの物件では、「ガーデニングを楽しめる」「ペットと暮らしやすい」といったメリットも。
次に間取り。マンションの間取りは、居室、廊下、水回り、収納などが効率的に設計されているので、動線が短く家事効率が高いのが特長です。
車を使うなら、マンションではたいていはセキュリティー設備がしっかりした敷地内にあるので、防犯面で安心。ただ、駐車場まで距離がある場合があるかも。一方、一戸建てなら玄関のすぐ近くに車が止められるので、とても便利です。カーポート付きなら、雨の日や重い荷物がある時などは、かなり大きなメリットと感じられるでしょう。
マンションか?一戸建てか?どっちを選ぶ?