HARUMI FLAG(ハルミフラッグ)
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2019年5月に第1期販売が開始されるHARUMI FLAGですが、忘れてはいけないのが「オリンピック選手村の跡地として販売される」ということ。
第1期販売分の引き渡し日は2023年3月下旬とアナウンスされています。
東京オリンピック・パラリンピックが閉幕し、選手村として使用した物件をリフォームしたうえで販売するとしても、購入から4年後にやっと入居できるとなれば、ちょっと状況の変化も考慮しておく必要があるでしょう。
もしかすると、4年後にはマンション価格が大幅に下落しているかもしれません。
HARUMI FLAGに入居できるころには、晴海・勝どき・月島エリアにさらに魅力的で格安なマンション物件が誕生している可能性だってあるのです。
東京オリンピックの誘致をきっかけに都内のマンション価格はバブル期に迫る勢いで高騰を続けてきたのですから、オリンピックの閉幕を機になんらかの変化が起きるのは必然です。
恐ろしいまでの暴落はなくとも、2023年ころまでには間違いなく価格が安定してくることでしょう。
そもそも、マイホームが欲しいと夢を馳せている人にとっては、せっかくHARUMI FLAGの購入権に当選したとしても「入居は4年後」と待たされることは大きなマイナス要素となるはずです。
いまは湾岸エリアがよくても、4年後には仕事や家庭環境の事情が変化して別のエリアに住むほうが好条件になることだって考えられます。
入居できるのは4年後であれば、そこまでを考慮したうえでの適正価格で販売されるはずですが、入居時に「安い買い物だった」といえるのかどうかはまだ不確定だといわざるを得ません。
大きな損をすることはなくても、大きな得になることもない、といった結果も予想の範囲内だと考えておきましょう。
もちろん、オリンピックが閉幕してもマンション市場が熱いままで推移する可能性だってゼロではありません。
湾岸エリアの人気がさらに高まれば、第1期の販売価格を大幅に上回る価値が付加される要素は十分に期待できるでしょう。