不動産流通業に関する消費者動向調査【住宅ローン金利】
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(一社)不動産流通経営協会(FRK)は13日、23回目(2018年度)の「不動産流通業に関する消費者動向調査」結果を公表した。
民間の住宅ローンを利用した場合の金利タイプは、2年ぶりに「変動金利型」が増加し59.3%(同15.7ポイント増)。次いで固定金利期間選択型が19.9%(同9.4ポイント減)、全期間固定型が9.7%(同4.8ポイント減)だった。変動金利型の選択理由として「今後も金利はそれほど上昇しないと思った」が多かった。
また、民間住宅ローン利用のうち、「(実店舗がない)ネット専用銀行で提供されている住宅ローン」利用は17.5%(同3.8ポイント増)、「(実店舗のある)一般銀行で提供されているネット専用の住宅ローン」(15.4%)などを含めると34.0%(同14.2ポイント増)と、ネットローン利用が大幅に増えた。新築・既存住宅購入者ともに100%近い人が今後ネットローンを利用したいという回答だった。
新築住宅購入者のうち新築住宅を中心に探した人は81.7%(同4.2ポイント増)で、既存も視野に入れている人は17.1%(同3.7ポイント減)と20%を切り、減少に転じた。既存住宅購入者のうち既存住宅を中心に探した人も51.7%(同6.3ポイント増)と増加傾向にある。