山手線の最大高低差
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山手線の最大高低差、
1つ目は「目黒」―「五反田」間です。
海沿いから高輪台地と八ツ山、御殿山、島津山、池田山の下の低地を田町→品川→大崎→五反田と走ってくる山手線は、標高約3.4mの五反田駅から、台地上にある標高約22.88mの目黒駅まで、その差約20mをたった一駅で登ります。 (この目黒川沿いの「大崎・五反田」から「目黒」にかけては重い電車(当時はまだ蒸気機関車の時代でしたので急勾配は避けなければなりませんでした。)が山手の台地に登るために鉄道技術者が最初に克服しなければならなかった難所と言われています。)
2つ目は「駒込」―「田端」間です。
標高約32.34mの池袋駅から緩やかに下る台地の上を走り、ついには「武蔵野台地」の東の端に乗る駒込駅まで到達すると「駒込→田端間」で再び下ることになります。
標高約20.4 mの駒込駅から標高約6.2mの田端駅まで、標高差約14.2mをやはり一駅で下ります。
皆さんも、もし今後山手線に乗る機会がありましたら、意識して乗ってみてください。結構な勾配を走っているのが体で感じ取れます。「五反田-目黒間の高低差」、「駒込-田端間の高低差」、「田端-西日暮里間の急勾配」などを体感してみると面白いかもしれません。