住宅ローン審査のポイント1【返済比率】
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そもそも返済比率とは何なのか。
簡単に言うと、収入に対してローンの返済が占める割合。
年間の返済額÷年収(額面金額)×100 によって算出される数値であり、住宅ローンにおける借入可能金額の一種の目安となるものです。
例)サラリーマンであるAさん(年収500万円)が、期間35年で3,000万円の借り入れをした場合の返済比率。
一般的に審査時における金利の計算は、各金融機関によって異なりますが3%~4%にて計 算します。
そのため、金利4% 借入金額3,000万円 借入期間35年にて計算します。返済方法は一般的な元利均等返済で、35年間4%の固定金利が続くものと仮定します。(ネットで住宅ローン シミュレーションで検索すると返済額の計算ができるサイトが出てきます!)
すると、毎月の返済額は132,832円となりますのでこれに12か月をかけると年間の返済額は1,593,984円となります。
では先ほど記述した 年間の返済額÷年収(額面金額)×100 の式に当てはめてみましょう!
1,593,984円÷5,000,000円×100=31.87%となり、この31.87%がいわゆる返済比率となります。
一般的な返済比率の基準は30%~35%程度と言われており、今回の場合ですとひとまずの基準は満たしていることとなります。
また、借入金額は年収の6~7倍程度と言われるため、こちらも併せて覚えておいて下さいね!
しかし、これは一種の目安に過ぎませんので、返済比率が35%を超えていても審査に通る方もいれば、20%でも審査に落ちる方もいます。
では、その他にどのようなことが考えられるのか。この後に記述していきます。