年間返済額と借入可能額の関係
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では、上のケースで年間返済額を上限いっぱいの180万円とした場合、総額でいくらまで借りられるのでしょうか?それは、返済期間や金利をいくらにするかで変わります。
住宅ローンをいくらまで借りられるのかを表す金額を借入可能額といいます。仮に、金利1.5%、返済期間30年で借りるなら、借入可能額は4346万円になります。同じ金利1.5%のまま返済期間を35年にすると、借入可能額は4,899万円に。また、返済期間が30年のまま、金利を1%にして計算すると、4,663万円に変わります。
つまり、安い金利で借りるほど、返済期間が長くなるほど、たくさん借りられるわけです。民間の金融機関では通常、審査の金利は3~4%程度、返済期間35年で計算した金額が借入可能額の上限になります。